赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭での防災は、一般的な大人向けの備えとは全く異なります。災害時の避難所はおむつの支給が遅れたり、お湯が手に入らず粉ミルクが作れなかったり、周囲への泣き声の配慮で精神的に追い詰められたりするケースが多発します。今回は、赤ちゃんを守るために親が用意しておくべき特別な防災グッズと対策を解説します。
乳幼児家庭に必須のベビー防災グッズリスト
基本の防災セットに加え、以下の乳幼児用アイテムを最低でも「1週間分」は自力で備蓄(ローリングストック)してください。
- 常温保存可能な「液体ミルク」:お湯や水が一切不要で、開けてすぐに授乳できます。ローリングストックに最適です。
- 使い捨て哺乳瓶:断水時は哺乳瓶を洗うことができません。消毒不要で使い終わったら捨てられる簡易哺乳瓶が必須です。
- おむつとおしりふき(1週間分):おしりふきは赤ちゃんの体拭きや大人の衛生維持にも役立つ多目的ツールです。
- 防臭袋BOS(おむつ・生ゴミ用):避難所や在宅避難時のゴミ収集停止中に、おむつの強烈な臭いを完全にシャットアウトする特殊な防臭袋です。
- 抱っこ紐(おんぶ両対応):がれきや浸水のある道路ではベビーカーは使用できません。両手が空く抱っこ紐は必須です。
避難所避難と在宅避難の判断基準
赤ちゃん連れの避難では、自宅の安全が確保されている(新耐震基準、倒壊の危険がない)限り、「在宅避難」を最優先で選択することをおすすめします。避難所の雑魚寝スペースでは泣き声に対するストレスが非常に大きく、また感染症のリスクも高いため、物資さえ自宅に備蓄されていれば自宅避難が最も赤ちゃんと母親にとって安全です。

コメントを残す