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停電72時間を実際に試してみた:東京マンションで本当に困ったこと10選

「実際に72時間、電気なしで生活してみたら何が一番困ったのか?」——東京のマンション(1LDK・一人暮らし)で意図的に全電源をオフにして3日間過ごした実体験をレポートします。

事前にある程度の備えはしていましたが、それでも想定外の困りごとが続出。このページを読めば「本当に必要なもの・必要ではないもの」がリアルにわかります。

実験の概要・ルール

  • 期間:72時間(5月の連休中・気温20〜25℃)
  • 場所:東京都内マンション10階(1LDK・一人暮らし)
  • オフにしたもの:ブレーカーを落として全電力遮断
  • 事前の備え:モバイルバッテリー(20,000mAh)・懐中電灯・カセットコンロ・水2L×9本・非常食3日分
  • ※ポータブル電源なし(意図的に用意しなかった)

【0〜6時間】意外と平気だと思っていた

昼間から始めたため、最初の数時間は自然光で問題なし。「案外いけるかも」と余裕をかましていました。が、すぐに問題は始まりました。

困ったこと①:Wi-Fiルーターが落ちてネット遮断

ブレーカーを落とした瞬間、Wi-Fiルーターも停止。スマホのモバイルデータ通信には切り替わりましたが、通信速度が急に遅くなり、動画はほぼ見られない状態に。まず最初にここで「停電の現実」を感じました。

対策:停電中はスマホのデータ通信が命綱。事前に格安SIMより安定したキャリア回線を持っておくこと。Wi-Fiを使う機器は事前に設定完了させておく。

困ったこと②:スマホの充電がすぐに怖くなる

70%あったバッテリーが6時間で40%に。情報収集・地図・家族との連絡でスマホを酷使するため、減りが異常に速い。モバイルバッテリー(20,000mAh)は持っていましたが、「これで何回分あるのか」「いつ使うべきか」という不安が常につきまとう。

【6〜24時間】食事・トイレ・温度の三重苦

困ったこと③:IHコンロが使えず温かい食事ゼロ

IHオール電化のマンションのため、電気がないと料理が一切できない。カセットコンロを持っていたため事なきを得ましたが、カセットガスのストックが1本しかなく、節約しながら使う羽目に。72時間でガスボンベを2本消費しました。

反省点:カセットガスは最低3〜5本のストックが必要。IH専用の家には特に重要です。

困ったこと④:冷蔵庫の中身が気になり始める

停電開始から8時間後、冷蔵室内の温度を測ると13℃。通常は3〜5℃なので急上昇。ドアを開けるたびに冷気が逃げるため、何度も確認したくなる心理と「確認するな」の葛藤が続く。

結果的に、生鮮食品(肉・魚・牛乳)は12時間以内に食べきり、残りは諦めて廃棄。冷凍食品も24時間で解凍が進みアウト。食品ロス総額:約3,000円相当。

困ったこと⑤:夜が怖い

21時を過ぎると室内は完全な暗闇。懐中電灯1本では手元しか照らせず、部屋全体が暗い。ランタン代わりにスマホのライトを使うとバッテリーが急減。「暗さ」は予想以上に精神的ダメージが大きいことを実感。

【24〜48時間】慣れてきたが限界も見えてくる

困ったこと⑥:水が使えても湯が使えない

マンションの給水ポンプは電動のため、断水ではなくても停電が長引くと水も止まるリスクがあります(今回は非断水の想定)。が、お湯は電気給湯器のため完全にアウト。シャワーは水シャワーのみ。5月でも水シャワーは相当きつく、体を拭くだけにとどめました。

困ったこと⑦:モバイルバッテリーの残量が心細くなる

48時間時点でモバイルバッテリーの残量は約40%。スマホを1日に1〜2回フル充電してこのペース。72時間を乗り切れるかどうかギリギリのラインで、常に節電を意識する精神的疲弊が積み重なりました。

【48〜72時間】終盤の本音

困ったこと⑧:非常食に飽きて「普通の食事」が恋しくなる

3日目になると、アルファ米・缶詰・カロリーメイトだけの食事に完全に飽きる。温かいものを食べたいという欲求は強烈で、カセットコンロでお湯を沸かしてカップラーメンを食べたときの感動は忘れられません。非常食の「食べやすさ・バリエーション」は重要な要素だと実感。

困ったこと⑨:情報が少なくて不安

テレビが見られないため、自治体の情報・停電の復旧見込みをスマホのニュースアプリで確認。しかしバッテリーが気になって長時間は見られず、情報収集と節電のジレンマが72時間続きました。ラジオの重要性を改めて実感。

実験まとめ|本当に必要だったもの TOP5

  • 🥇 ポータブル電源(1000Wh以上) → これ1台で大半の問題が解決する
  • 🥈 カセットコンロ+ガスボンベ5本以上 → 食事・湯沸かしの命綱
  • 🥉 LEDランタン → 懐中電灯より圧倒的に明るく生活しやすい
  • 4位 簡易トイレ(予備) → 断水になったら即アウト、常備が必須
  • 5位 ポータブルラジオ → スマホに頼らない情報源として

「あってよかった」vs「なくても意外と大丈夫」

あってよかったなくても意外と大丈夫
カセットコンロ大量の食料備蓄(3日なら意外と少量で足りる)
LEDランタンろうそく(LEDで十分)
ウェットティッシュ・体拭きシート携帯トイレ以外のかさばる防災グッズ
現金(小銭含む)電子マネー(停電でレジが使えない店多数)
保冷剤(冷蔵庫へ入れる用)高価な保存食セット(普通の缶詰で十分)

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