大規模災害で断水が発生した際、自治体から「給水車」が出動します。しかし、給水車から支給された水を自宅まで持ち帰る作業は、想像を絶する重労働です。水は「1リットル=1キログラム」です。一般的なポリタンクやバケツで10リットル〜20リットルの水を手に提げて歩くのは、数分で腕や腰が限界に達します。今回は、断水時に安全に、かつ体力を極力消耗せずに水を運ぶための「給水リュック」と正しい運び方のコツを解説します。
1. なぜ「手に提げて運ぶ」のはダメなのか?
水を手に提げて歩くと、身体の片側だけに強い負荷がかかり、腰痛や関節痛の原因になります。また、がれきやガラスが散らばった被災道路を歩く際、両手または片手が水で塞がっていると、転倒したときに防御姿勢が取れずに頭や顔を強打する大事故に繋がります。**生活用水を運ぶ際の鉄則は「背中に背負い、両手を完全にフリーにすること」**です。
2. 給水用リュック(ウォーターバッグリュック)のメリット
水を背負う手段として、専用の「給水リュック(背負えるウォーターバッグ)」が非常に役立ちます。内部に水を入れる専用の頑丈なポリパウチが入っており、リュックのように肩にしっかりフィットさせて背負うことができます。人間は同じ重量(10kgなど)を運ぶ場合、手で持つのに比べて、背負うことで体感の重さを約3分の1程度に軽減でき、急な階段の上り下りも劇的に楽になります。
3. 普段から使える「スツーレ(防水キャリー・バッグ)」の利便性
給水袋を持ち運ぶもう一つの手段として、**キャスター(車輪)が付いた防災バッグや多機能キャリー**の利用があります。道路が陥没していなければ、コロコロと転がして運ぶことができるため、女性や高齢者でも体力を消耗しません。また、防災専門ブランドの**「スツーレ」**などのフェーズフリーバッグは、普段はスタイリッシュなキャリーバッグやスツール(椅子)として使え、緊急時にはそのまま強力な給水・給油運搬用のバッグとしても使える高い防水・耐久性を備えており、マンション住まいの給水対策として強くおすすめできます。
まとめ:給水袋はリュックの「一番上」に配置しよう
もし普通のリュックの中に給水袋やペットボトルを詰めて運ぶ場合は、重心バランスが大切です。**水などの重いものは、リュックの「上部・背中寄り」に配置**するようにパッキングしてください。重心が下や外側にあると、身体が後ろに引っ張られて肩や腰への負担が大きくなります。正しい水運搬の備えと知識を持って、万が一の断水期を安全に乗り切りましょう。
断水時の給水・水運搬に!おすすめの給水バッグと防災キャリー
10kg以上の重い水を背負って両手をフリーにできる「給水リュック」や、普段使いのスツール(椅子)から被災時の水運搬キャリーに変身する大人気の多機能防災バッグです。
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