窓ガラスや食器棚の飛散防止フィルムの選び方と貼り方【地震での怪我を防ぐ】

地震が発生した際、割れたガラスによる怪我は非常に多く発生します。特に夜間の停電中に床に散らばったガラス破片を踏み抜いて大怪我をしたり、窓ガラスが割れて外からの風雨が吹き込むことで避難生活が困難になるケースがあります。今回は、自宅の安全度を格段に高める「飛散防止フィルム」の重要性と、自分でキレイに貼るためのテクニックを紹介します。

1. なぜ飛散防止フィルムが必要なのか?

飛散防止フィルムを貼る最大の目的は、ガラスが衝撃で破砕した際、破片がフィルムに接着したままその場に留まる(飛び散らない)ようにすることです。割れたガラスが鋭利な凶器となって人に突き刺さるのを防ぐだけでなく、ガラスが抜け落ちて窓が「開いた状態」になるのを防ぐため、防犯や風雨の侵入防止にも大きな効果を発揮します。また、食器棚や本棚のガラス戸に貼っておくことで、中の食器が床に滑り落ちて割れる連鎖被害も防げます。

2. 防災用として失敗しないフィルムの選び方

フィルムを選ぶ際は、以下の点を確認してください。

  • 「JIS規格(JIS A 5759)」適合品を選ぶ:建築窓用フィルムの規格に適合している製品は、十分な強度と安全性が保証されています。
  • 紫外線(UV)カット機能:家具やフローリングの日焼けを防ぐ効果も兼ね備えているものが多く、普段の生活にも役立ちます。
  • 凹凸ガラス用は専用品を:お風呂やトイレなどのすりガラス(表面がザラザラしたガラス)には、通常用のフィルムは張り付きません。必ず「凹凸ガラス専用」の厚手フィルムを選んでください。

3. 自分で綺麗に貼るDIY手順と失敗を防ぐコツ

貼り付け時の最大の敵は「気泡」と「ホコリ」です。以下のステップで貼りましょう。

  • 徹底的な清掃:窓ガラスの汚れや油分をスクレーパーや中性洗剤で完全に落とします。
  • 水溶液のたっぷり吹き付け:水に数滴の中性洗剤を混ぜたスプレーを、ガラス面とフィルムの粘着面の両方に「滴り落ちるくらい大量に」吹き付けます。これにより、フィルムの位置調整が容易になり、気泡を抜きやすくなります。
  • スキージーでの水抜き:中心から外側に向かって、スキージー(水抜きゴムべら)でしっかり空気を押し出します。

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まとめ:家全体の「ガラス面積」をチェックしよう

まずは、自宅の中で「もし割れたら危険な場所(寝室の窓、リビングの大きな掃き出し窓、食器棚)」をリストアップしてみましょう。そこから優先的に飛散防止フィルムを導入していくことで、万が一の震災時にも「足元が安全な避難経路」を確保することができます。


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