「非常食はボソボソして美味しくない」「昔食べた非常食の味が忘れられず、備蓄する気が起きない」というのは昔の話です。近年の食品加工技術の進歩は凄まじく、最新の非常食は「普段の食卓に出てきても遜色ないレベル」の美味しさに進化しています。今回は、実際の試食レポートを交えながら、本当に美味しい非常食ブランドとおすすめセットを比較紹介します。
1. アルファ米:お湯を注ぐだけでふっくら炊きたてご飯
尾西食品などに代表される「アルファ米」は、一度炊いたご飯を急速乾燥させたものです。水なら60分、お湯なら15分待つだけで、驚くほどふっくらとしたお米が完成します。白米だけでなく、五目ごはん、ドライカレー、チキンライスなど味がしっかりついたバラエティが豊富で、パサパサ感も全くありません。スプーンが同封されているため、お皿を使わずに袋のまま食べられるのも災害時には大変便利です。
2. 保存パン:しっとり柔らかいデニッシュ・缶詰パン
乾パンのような硬い保存食に代わり、主流となっているのが「缶詰パン」です。缶を開けると、しっとりとしたデニッシュやマフィンが入っており、長期間(3〜5年)保存されていたとは思えないほどのフワフワ感と優しい甘みがあります。お湯すら沸かせない完全な停電・断水状態でも、開けるだけで即座にカロリーと満足感を得られるため、特にお子様や高齢者のいる家庭におすすめです。
3. 美味しいおかず:ハンバーグや肉じゃがの惣菜レトルト
アルファ米のご飯と合わせて備蓄したいのが、主菜となるレトルト惣菜です。イシイの非常食シリーズなどは、常温のままでも油が固まらず、ジューシーなハンバーグや味がよく染みた肉じゃがをそのまま楽しめます。災害時の心理的不安を和らげるためには、甘いものや温かみを感じる醤油味・煮物系のおかずが非常に大きな心理的効果を発揮します。
まとめ:事前に「味見」をしてから備蓄しよう
非常食をまとめて購入したら、必ず「試しに1〜2袋を家族で食べてみる」ことをおすすめします。いざ被災して緊張している状態で、初めて食べる非常食の味が口に合わなければ、精神的ダメージが大きくなります。事前に「これなら美味しいね!」と味を確認したうえで、大切な家族の非常食ストックを完成させましょう。
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